2017.04.26

最近の自分があまりにメンタルが落ちこんでいて、なかなかここに文字を書きたい気力がわかない。
つらくても、その経験が資本になると信じて、こうやって文字を書く場をもっているけれど、それにも向き合えないくらいしんどいのは、本当に初めてなのかもしれない。
どうやったら、この暗いトンネルから抜け出せるのか。

途中途中で、明るく持ち直すタイミングはあるのに、それがまた持続できないのだから、本当に相当なものだと思う。



今日は、先輩たちが論文の予備審査の日だった。
予備審査を通過すれば、のちに本審査をみることができて、本審査を通過すればいよいよ卒業なのだけど。
予備審査は、見学もできるので、朝から研究室の人が集まりセミナー室へ。

一応、前学期も見ていたけれど、前回と指導教授が違うので、また違う雰囲気だった。

私の学科の教授たちは、とにかく「こわい」「キツい」「攻撃的」と、学科内外問わず有名だ。
今回の学生たちの指導教授が、その中でボスみたいな教授なので、とにかく迫力があった。
とにかく怒られる。
論文において、文の書き方、背景の理論について、研究の方法論について、研究協力者について、研究者の位置、さらには研究者の性格についても、ズシズシと指摘される。

聞いてる私が怒られているわけでもないのに、なんだか涙が出そうになった。
今回は本当に教授の指摘がひどいケースだったらしく、観客にいた私たちは顔を下げてしまうくらい。


まぁ、先輩たちはみんな無事、予備審査を通過できて、ふた月後に本審査を見るわけだけど、朝からハイカロリーなものを見たせいで、ぐったりと疲れてしまった。

ところが、今日は夜に他大との合同セミナーがあり、そして私たちの学校が発表する番だった。
なんとか準備を終え、発表に向かったのだけど、私たちはひとり残らず3人の教授にメッタメタに刺され、メンタル崩壊しながら撃沈。

予備審査の指導教授だった教授の授業なのだけど、この教授は体力の鬼なのか、夜でも容赦なく私たちを絞り上げるのだ。
発表を終えたのにスッキリできない気持ちで、私たちは帰路に向かうのだった。



不安なことに、私が現在指導教授として考えている教授がまさしく、このボス的な教授なのだ。
この教授とは、初めて会ったときからメッタメタに刺された経験があり、1年間この教授を避けて避けて来たけど、無視できない事実は、私の研究テーマとこの教授の研究テーマが同じ領域であることだ。

なんとかがんばってみようと、今学期この教授の授業を取ったものの、今日の予備審査の様子を見ながら、自分がメッタメタに刺される場面が浮かび、「こんなに苦労してまで論文って書かなきゃいけないのか?」という気持ちにまでなった。

今日だけでも、予備審査と授業の2つの場面で、この教授は絶対に褒めないタイプなのだ。
「出来ていることは褒めず、出来ないことを責める」という、典型的な韓国の教授タイプで、他の教授が可哀想に思ったのか、「でも、よくできてたよ」とフォローいれる場面でも、嘲笑うようなタイプなのだ。
まぁ、私たちが褒めるに値しないレベルで、未熟なのだろうけど…。


ちょっと心配なのは、私がかなり自己否定を拗らせている状態で、この教授と付き合っていく場合、さらに悪化させてしまわないかということ。
かといって、単にこれだけの理由で、別の教授を選ぶのは、きついことを避けているに過ぎないのだけど。



こんなことを1日中考えながら、「自ら茨の道を選んで生きているよね。もっと楽して生きればいいのに」という言葉を思い出す。
その通りなんだけど、私はなんだかんだ、いちばん苦しい道を選んでしまうタイプのようだ。


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今週末を無事に迎えるのが目標だけれど、どうなることやら。
助教の仕事が急に切羽詰まった状態なので、心理状態が落ちつかない。

とりあえず、仕事処理をしっかり終わらせられるように。