2018.04.24


一度、今の自分のことを整理したい。

私は今、学校を休学している。
昨年末に精神的ダウンをしたことをきっかけに、しばしの休養期間を余儀なくされたからである。
私は今日まで、自分の努力なんかではどうにもならないことを学び、今はそれを諦めた状態である。

言葉にするのは苦しい。
自分という存在を惨めに思えるからである。
別に悲劇のヒロインを気取りたいわけではないのだが、自分の人生は今なかなかに悲惨な状態ではないかと感じる。
今の人生まで体験せずにいた「一時停止」の時間は、身体と精神を酷使して走り続けた時間よりも苦痛に思えるのである。


今の生活は、前学期から続けていた研究補助員の仕事と、先週から始めた放送局での翻訳・および字幕つける仕事のふたつで成り立っている。
極力人との接触を避けてしまう今の自分において、社会との繋がりを感じ取れる貴重な居場所である。
前者は全くおもしろさを見出せずにだらだらと続けているのだが、後者はそれなりにやりがいや興味を感じ取りながら今のところ続けられている。
今の自分にとっていちばん苦痛なのが、平日の昼間をどう過ごすかである。
今のところ平日は週5で働いているのだが、この時間になると途端に気持ちが落ち込んでしまい、それに潰されそうになる。
この時間をどういう気持ちでどう過ごすべきなのか、毎日の大きな悩みの種である。


いったいどうして、自分はこうなってしまったのだろう、と毎日追い詰めてしまう。
何を期待して、何から挫折して、今は何を求めているのか。
全くそれらが検討がつかないし、見つけられないのだ。


つらかった時間を絶対に昇華なんてさせてくない。
そんな現実を忘れて、美化なんてしてたまるか。
ひとかけらの意地が今日も私を生かしている。

2018.02.08


気づけば、ここでの生活は3年目が始まっていた。
内臓まで冷えるようなソウルの寒さに慣れているわたしがいて、月日の長さを感じるには十分だったと思う。
あの頃思い描いていた過程とは違っていたけれど、それなりに2年分の時間を重ねたことを実感する。


凪のお暇 1 (A.L.C. DX)

凪のお暇 1 (A.L.C. DX)

つい最近、周りから勧められて読んだのだけど、1ページ1ページ進める手を躊躇したくなるくらい、つらくて痛々しかった。

空気を読みすぎて、誰かに搾取されることが疲れること。
誰かに対する憎しみが自己嫌悪に変わること。
「嫌い」と認めること。
新しい自分になりたいこと。なれないこと。
全てが等身大のわたしの物語で、あの子の物語で、それが凪の物語だった。
完結していないけれど、この物語はどこへ向かうのだろう。
救いを求める気持ちでハッピーエンドを願うけれど、果たして凪はどこへ終着するのか。



夜が明けることがつらい日がある。
夜明けはいつだって希望ではない。
それを知っているからこそ、誰かにやさしくできるのかもしれない。

2017.11.22


心のバランスを完全に崩してしまった。
もう何を綴っていいのかわからない。
自分の語る言葉が何もかも虚勢のように聞こえて、本音を綴ろうとすると言葉が出てこない。


唯一心を開けていた相手にさえ、決裂を感じてしまって出口が見えない。
ただぎゅっと閉じこもっている。
慰めも励ましもすべて自分を否定し追いつめる棘のように感じてしまう。
もはや取り繕うふりもできない。

そんなわたしの不調を悟った周囲は、「自分を責めすぎだ」「抱えているものが多すぎる」と負担を軽くしてくれようとするけれど、その言葉にすらどう反応していいかわからない。
ただただわたしは、早く時間が過ぎるように願い、夜はベッドの上で丸くなって眠る。


平気なふりして生活を営むのも、もうだめだと誰かに泣き言をいうことも、叱責に耳を傾け身を正すのも、今は何もできない。
ただひとり、このときが過ぎるのを待つ。

2017.07.30

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気づいたらかなり間隔が空いてしまった。
そしてあっという間に7月も終わる。

先週は韓国の통영(統営)という地域に行ってきた。
통영に行くのは初めてで、行く前までは통영がどこにあるのかも知らなかったけど、とても良い場所だった。

アウトリーチとして、農村に行き子どもたちを対象に英語キャンプを開いた。
私は本当に子どもをケアするのが苦手で、自分には向いてないし一生できないと思っていた。
そこで出会った子どもたちは、私がこの子たちと同い年だった頃よりもずっと純粋で、やさしくて温かい子たちだった。
何かしてあげたくて行ったのに、振り返ると私がもらってばっかりだった。
何よりも、私の心の弱いところが温かく満たされるのを感じた。

来年以降も、可能な限り持続的に参加したいな。
いつまで参加できるのかの保証はできないけど、そこで出会った子どもたちのことはずっとずっと覚えていたい。


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いろいろなことを考えて、どん底に落ちこんだ日もあったけど、最近は明るい方へ少しずつ向かっているのを感じる。
「あんまり遠くを見るな。自分から離れたところを見るな。自分の隣を見なさい。」という言葉をもらったのだけど、本当にその通りだと思った。
私はずっと遠く離れた場所を見てばかりで、自分の周りは全然見えないでいたんだな。

2017.07.12

先週まで雨続きだったソウルも、ようやく梅雨が明けて本格的な夏到来。
蝉の声も聞こえるし、とにかく暑くてぐったりしている。

ここ最近は、人にあったり、パスポート更新したり、海外在住のいとこが一時帰国したり、成績が公開されたりと、わりとバタバタしていた。
ありがたいことに、今学期の成績が良くて驚いた。
私が何か寄与できたわけでもないので、教授は過程を見てくれたのかな、と努力が認められた気分。
今学期は特に、今までいちばんしんどくて、途中は何もできなくて横になっていた時期もあったからこそ、ありがたいなって思える。


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写真を振り返ると食べてばかり。
とはいっても、食欲があんまりわかないので量は全然食べれないんだけど。
毎年夏バテのたびに、麺類は果物類に逃げて、ますます体力を落とすのだけど、今年はなんとかたんぱく質を口にするように心がけている。
体力を蓄えたい、そんな夏。


いろいろなことがあったけど、私が落ち込むたびに励ましてくれる人がいるのはありがたいなぁ。本当に。
私はもっとポジティブな人間だと思ったのだけど、ここに来てから知らないうちにメンタルがやられて、気づいたらかなりの自尊心を拗らせていた。
自分を肯定することがなかなか難しい社会ではあるけど、せめて肯定的な言葉を肯定的に受け取れるようになりたいな。

2017.07.06

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休みに入ったものの、なにかとやることが多くてバタバタと。
湿気と暑さに参ったのもあって、家にいる時間は死んだように横になっている。


自分があまりにもメンタルが弱いことを思い知ることが多い。本当に。
最近は自分を追いつめるのはやめようと思っていても、期待が大きいのか自分にがっかりしてしまう。
よくないってわかっているのだけど。

つい最近、こんな言葉を言われた。
「比較するのはやめなさい。比較するとき、自分のworstと他人のbestを比べちゃうんだから。もし比較するなら、昨日の自分と比べなさい。」
この言葉に、頭の天井が抜けるような感動をもらった。
自分のworstと他人のbestを比べて、負けるのは当たり前だよね。
昨日の自分より発展すればいいのか、と思えるだけで軽くなれる。

そうとわかっていても、自分を責める癖が治らなくて。
ありがたいことに、私の周りにはそんな自分を認めたうえで励ましてくれる人がいる。
他人のコンプレックスを何度も「大丈夫」って励ますのって、本当にめんどくさいことだと思うからこそ、本当にありがたいと思っている。

暇があると精神分析の本を読むんだけど、「自責」の癖が強い私はナルシシズムなのではないかと思ったら、どうやらナルシシズムは自分に集中するときすべての原因を他人のせいにすることらしい。
むしろ、自責が強いときはうつ病の方らしく、やっぱり自己受容ができてないんだな、私。


季節のせいか、時間があるとこういうネチネチしたことにとらわれてしまう。
なるべく外に出よう、なるべく人に会おう、とはしてるんだけど。


なんだかまとまってないし、話があっちこっち。そして重い。
こういう形でもいいかな、たまには。

とりあえず、体の健康を整えれば、精神もそこに追いつくかな。

2017.07.01

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今年もなんとか、夏を迎えた。
無事に終講。
この過程はいろいろなことがあったけど、ひとまず終わり良ければ総て良しということで。

振り返れば、毎学期毎学期「今学期がいちばんしんどい」と言っている気がする。
苦痛って客観視できないのはしょうがないか。
どこまでいっても、主観的なものでしかないから。


無事に夏休みを迎えたわけだけど、今年の夏はバタバタしそう。
特に7月は、セミナーに参加するし、アウトリーチに行くし、TOEICの勉強に集中しなくちゃいけないし、その他諸々。
とはいえ、8月は東京に帰るつもりだから、7月はもうちょっと一生懸命がんばって、8月思い切り遊びたいなぁ。
とかいいつつ、既に遊ぶ予定も立てているのだけど。



簡単に事が運ばないことが多いけど、すべて自分の責任と帰結させるのはやめよう。
私にだって限界がある。
こんな当たり前なことを、忘れてしまうからこそ。