2017.04.16

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昨日は友達と会った。

去年から仲良くなり、ここでいちばんよく会っていた友達だ。
もう少しで、フランスに行ってしまう。
バタバタしているので、これが出国前ラストになるかも、と言われて改めて実感した。


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一緒にモロッコ料理を食べたのだけど、私は初めてのモロッコ料理だった。
中東料理に関して、いまいち掴みきれてなかったけど、食べてみたらおいしい。
私の味覚にも合うし、わりと量があったのに二人でぺろりと食べてしまった。


この子と話しておもしろいのは、私の見てる世界とこの子の見てる世界は違うんだなっていうことが、はっきりわかるからだ。
もちろん、基本的に人それぞれ価値観が違うことを理解しているけれど、この子といるとそれをガツンと直で感じる。
私の見ているのと違う世界が、新鮮でおもしろい。

もっと色んなことについて、たくさん話したかった。
1年は短い。
とはいえ、たまに韓国に一時帰国するとも言うし、私も落ちついたら隙を見てそっちに行くつもりだし、これで途切れることはない、と思う。




最近の悩みについて、思わぬ形で答えが与えられた。
なるほど、こういうアプローチもあるのか。


昨年末に出会って、私の考えがスッキリとまとまるきっかけになったこの本のことを思い出した。
元々、二科ヒトシさんの別の著書について、私の好きな社会学者が絶賛していて、気になって手に取ったのがきっかけだ。
経歴が語る人生経験も凄まじいけど、私が驚いたのは、精神分析学・心理学・ジェンダー研究で難しく語るようなことを、もっと簡単な言葉で整理しているのを読んで、「この人は本をたくさん読んでいる人だ」と確信を持ったからだ。
理論書を、自分の言葉で整理できる人はすごい。

この著書も、自己啓発本・恋愛指導書・サブカル本の枠組みで本屋さんにジャンル分けされることが多いけど、それが本当にもったいないくらい、精神分析学・心理学・ジェンダー研究の核心をまとめた本だと思う。
少なくとも私はそう思うし、こういう分野に興味ある人もそうじゃない人にも勧めたい本だ。


苦しい恋愛をする女性は、自分をコントロールしようとするナルシズムが強く、自己受容ができてないからつらい。
社会において、男性の場合は自己受容する「ふり」ができるが、女性はそれができない。

ざっくりとまとめると、こういうことだけど、1冊に簡潔にまとまってるが、内容は濃いので、本当に自信をもって勧めたい。
日本に置いてきてしまったけど、この本のことを考えながら、読み返したくてしょうがなくなった。


まぁ、突きつめて考えようとするとキリがないわけで、もっと割りきって考えられたらなぁ。
たくましいくせに、考えすぎるから、考えることをもっとサボったら生きやすいんだろうなぁ。