2016.07.27
昨日は、久しぶりに友達に会った。
私たちは、会うたび喉が枯れるくらいしゃべり倒し、疲れた頃に解散する。
色んな話を共有できる、ここでの貴重な友達のひとり。
2年ぶりに梨泰院で遊び、おいしいものも食べ、楽しい1日だった。
カバー裏は、気分によって変えている。
梨泰院で、大好きなクリエイターのMasanao Hirayamaの作品を見つけ、思わずシールを購入。
割高とか気にしない。
- 作者: 住野よる
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2016/02/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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図書館で見つけ、その場で読み倒した。
『君の膵臓を食べたい』が売れているけれど、そっちはまだ未読。
物語の仕組みについては、途中で「なるほど」と気づくけれど、察したうえでも、展開に飽きることなく読み進められた。
「純粋」で溢れていて、とても綺麗な話だった。
あと、「賢さ」を他人を傷つけるために使ってはいけないことを、改めて考えさせられた。
何より、最後の1文が最高。
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/06/26
- メディア: 文庫
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久しぶりに、森見登美彦の作品が読みたくなった。
高校生のとき、よく読んでいた。『恋文の技術』が好きだった。
京都に関しては、旅行で何度か行った程度で、宵山は行ったことがない。
だけど、みずみずしい風景描写は、まるで私が直接宵山に参加し、京都市街を歩いているような気分になる。
この人は、そういう「物語を体験させる文章」を書くのが、本当に上手いと思う。
京都に行きたくなるし、いつか宵山に参加したくなる。
柳さんが素敵すぎる。
「それにしてもおまえは変わらんなあ。高校時代からよくそれだけ変わらないでいられるよ」
「若くして完成されていたということかもしれない。大器晩成って言いますでしょう」
「そんなことは言わん」
「おまえの頭は天窓が開いている、って言ったのは藤田君だっけ」
「そうだよ」
「いい言葉だね。簡潔にして要を得ている。君も頭の天窓を開くといいよ」