2017.11.22


心のバランスを完全に崩してしまった。
もう何を綴っていいのかわからない。
自分の語る言葉が何もかも虚勢のように聞こえて、本音を綴ろうとすると言葉が出てこない。


唯一心を開けていた相手にさえ、決裂を感じてしまって出口が見えない。
ただぎゅっと閉じこもっている。
慰めも励ましもすべて自分を否定し追いつめる棘のように感じてしまう。
もはや取り繕うふりもできない。

そんなわたしの不調を悟った周囲は、「自分を責めすぎだ」「抱えているものが多すぎる」と負担を軽くしてくれようとするけれど、その言葉にすらどう反応していいかわからない。
ただただわたしは、早く時間が過ぎるように願い、夜はベッドの上で丸くなって眠る。


平気なふりして生活を営むのも、もうだめだと誰かに泣き言をいうことも、叱責に耳を傾け身を正すのも、今は何もできない。
ただひとり、このときが過ぎるのを待つ。