2017.06.08

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友達を引き連れ、インタビューをしようと入ったカフェには、美人な白猫が2匹。
顔がスッとしていて、2匹ともマイペースなくせに人懐っこかった。
かわいさに人間はノックアウト。
学校からも近いので、定期的にこの子たちに会いに来たいなと思う。


そんなこんなでインタビューは、たくさんの話を聞けてよかった。
毎学期少しずついろんな人にインタビューを実施しているけど、元から知っている人も、知らない人も、本当にたくさんの話を聞ける。
その人のことをわかっていたつもりでも、新しく聞く話や、思わぬ内面を覗くことができて楽しい。
人の内面に触れることは、神経を遣うし、気が参ることもあるけれど、この過程をとにかく大切にしたいと思う。


「論文に自分のことは書かないの?」と聞かれた。
散々人の話をぶち込みながら、私は自身の経験をいれたりはしない。
ethnographyにも、「自己民族誌(記述誌)」という種類はあるけれど、それを書くつもりはない。
論文だから、自分のargumentをはっきりと書くし、それが自分の経験を直接書くことじゃなくても、私にとっては自己を見せることと一緒だと思っている。
だからといって、自分のことを話すのが嫌だとかそういうわけではない。
聞かれたら話すし、それ自体に抵抗はない。

ただ、自分のことを記述するとしたら、それは論文以外の形がいいなと思っている。
それがこのブログのような形かもしれないし、また別の形かもしれない。
いずれひとつの形に残したいとは、ひそかに思っている。


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昔、だいすきな友達と食べたものを、別の友達と食べた。
あの子は今頃、どこで何をしているんだろう。
何を考えているんだろう。
不思議なことに、いつでも連絡ができる今よりも、連絡手段なんてもたなかった昔の方が、あの子を近くに感じる。