2017.06.01

先日、夜中に家がバタバタする気配を感じた。
そのとき私は、学校から23時過ぎに帰宅して倒れるように寝ていたのだけど、ほんのりと意識だけあった。
なんだろうと思いつつ、身体がとにかく重くて動けず、静かになるとすぐに意識はまた遠くなっていった。

課題をやろうと5時に起きたら、家の中に人の気配がなかった。
夜中のバタバタを思い出しながら、おじいちゃんに連絡をしてみると、夜中におばあちゃんの容態が悪くなり、急遽救急車で病院に行って検査を受けたという。
とにかく動揺したが、しばらくして帰ってきて、後日また検査を受けて、手術の必要まではないことがわかり、胸を撫で下ろした。


一緒に住んでいる祖父母は、健康的な性格をしていて、ちゃんと食べるし、それ以上に2人とも活動的でよく動く。
私よりもずっと健康だな、と思っていたけど、今回のことで意識がグッと変わった。
吉本ばななの『キッチン』でこういう記述を見たことがあるけど、高齢者と一緒に住むということは、死を身近に感じる生活であることだという。

今までこういう風に感じたことがなかったので、それがすごく恐ろしくなった。
もっとしっかりしよう、私。
なんのために一緒に住んでいるのか。


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以前、学校で見かけたリス。
校内の森で散歩するのがすきだ。

いつのまにか6月。
今月は死んだように生きる月間になる。
魂が死なないように、心が枯れないように。