2017.02.26

バタバタした週末が終わった。
新しい環境、新しい挑戦、新しい出会いはかなりのエネルギーを消耗するけれど、わくわくと心がときめいたりもする。

私は、韓国を出る直前の昨年末、かなりここの生活に疲れていたし、正直失望してしまった部分もあった。
そんな気持ちで韓国を出て、ひと月以上日本で休んで、またここに戻ってきたときは、去年新生活を始めるときのドキドキとしていた気持ちを、自分はまた持てるのだろうかという不安もあった。
いざこうして新しいことが始まったけど、不思議なことにドキドキとときめいて、これからに期待している自分がいて安心した。
よかった、またがんばれそう。
去年は韓国社会に、大学院に適応できるかという不安が、今年は常にステップアップしようというモチベーションと、過程を楽しもうとする余裕が持てるかという不安に変わっていた。
週末の自分の姿を通して、また今年度もがんばれそうと思えた。

新しいことが始まる季節。
正直、かなり心は疲弊する。
特に個人主義な自分は。
ちゃんとときめいている自分がいる分、スタートを切っても大丈夫そうだ。


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前までの自分だったら、「他人から見られたい自分の姿」と「実際に他人が理解する自分の姿」が違っている場合、それが腑に落ちなくて、もやもやして、「あぁ、この人は私のことを分かってくれないんだなぁ」と距離を置きたくなってしまうときもあった。
不思議なことに、最近の私はそこに執着しなくなった。
もちろん、見られたい理想の姿と実際は違っていることの方が多いけれど、買い物で商品を選ぶのとは違うわけで、自分のアイデンティティなんてその人との関係性でいつでも変わるものだ。
「自分がどう見られたいか」っていうことより、「この人とどういう関係を持てるか」の方に関心がいって、わくわくする自分がいる。
こういう気持ちがあるだけで、対人関係で消耗するエネルギーは勝手に減るし、余裕ができる。
どういうわけか分からないけど、ここ最近の私で一番の変化だ。