2016.09.12
実は、というのもおかしな話だが、東京に来ている。
家庭の様々な事情で急に決まり、バタバタと準備をし、こっちに着いてからも忙しなかった。
学期中なので、教授に短く事情と帰国する旨を伝え、課題を片づけることも同時進行でこなさなければいけなかった。
本格的にソウルでの生活が始まって以来、初めての一時帰国だ。
不思議なのは、東京に着いたとき、もっと大きな感動を感じると思ったのだけど、意外とあっさりとしていたものだった。
まるで、つい最近も東京での生活が続いていたような感覚で、ソウルにいるときは東京都の距離を遠く感じるだけに、それがとても妙だった。
なによりうれしいのは、日本にいる家族に会えたこと。
全ての人に会うことは物理的に不可能だけど、一部会いたい人に会えていること。
秋夕の連休もあるので、学期中にしても長めにいれるものの、またすぐソウルには戻る。
短い一時帰国なので、時間を大切に、人を大切にしたい。
食べたいもの、ほしかったもの、読みたかったものも、ひとつずつ消化している。
来るときは身軽で来たけれど、戻るとき荷物がかなり多くなりそうだ…。
とにかく、忙しないけれど、貴重な一分一秒を最後まで大事にする。