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2016.07.09

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ユニクロルメールの赤ワンピースを買った。
ずっと我慢していたけれど、半年ぶりにユニクロに入ったら、余裕で在庫があって、「着てみるだけ」と試着したら、思った以上にかわいくて、そのままレジに進んでしまった。
日本で着るには気後れする鮮やかな色だけど、この国だともう少し堂々と着れると思う。


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大好きなフォーを食べた。
学校の近くに、大好きなチェーン店のフォー専門店を発見し、少し高めなのだけど、ひとりで食べに行った。
韓国はひとりごはんの文化がなくて、外でひとりでごはん食べるのは勇気がいる行為なのだけど、ここ最近のソウルは、わりとひとりごはんの文化が受け入れられるようになった。
ありがたい変化だ。


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なんとか読み進めている。
1週間に1冊洋書を目標にしたい。
やっと3分の1読み終えた。

同時に借りた2冊は、読み終えてしまった。
それに加え、久しぶりに邦画が見たいと思い、『ジョゼと虎と魚たち』を見た。
未だにファンの多いジョゼは、初見だったけれど、とにかくジョゼを演じる池脇千鶴がかわいすぎた。

奇しくも、同時に読んだ『レインツリーの国』もジョゼも、「健常者の男の子」と「障がいをもつ女の子」の恋愛がテーマだった。
結末は正反対なのだけれど。
喧嘩しながら、お互いにぶつかりあうことを選んだ2人と、向き合えずに逃げ、それを責めることなく関係を終えた2人。
どっちの過程も、人間らしくて、胸が痛くなった。

マイノリティの研究をする身としては、作品を通してマイノリティがどう描かれているか、ついつい見てしまう。
「作品でのマイノリティの描き方」、「登場人物のマイノリティの捉え方」、「作者のマイノリティの捉え方」、「読者(視聴者)のマイノリティの捉え方」といった風に。
ここで取り上げられているマイノリティは「障がい者」で、わたしが思うに、分かりやすいマイノリティの形だと思う。

2作品を同時期に吸収して思ったのは、「誰もがみんなそれぞれなにかしら事情を抱えていて、みんなが自分を特別視して不幸だと思いたがる」という人間の本質かな。
これ、研究しながらも思ったことなのだけど、立場とか背景とか関係なく、こういう風に考えるときって、大抵の人は経験あるよね?(なくてもいいんだけど。)
特別視を通して、自己肯定することは、生きるためのエネルギーに必要なことだと思う。
けど結局は、みんながみんなそれで、不幸自慢で「どうせ分かってくれない」と八つ当たりしても、なんの前進にもならないこと。

もちろん、人それぞれ本当に考え方も立場も違くて、どうしても自分が理解できなかったり、どうしても肯定することができない人間だっている。
わたしは、韓国に来て初めて、自分と本当に全く価値観が合わなくて、わたしにはどうもその人の価値観を認めることができない人と出会った。

研究をしながら思うのは、「100%マジョリティなんてどこにもいないんじゃないか?」「誰もがどこかでマイノリティになるんじゃないか?」っていうことなんだけれど、そういう意味ではこの2作品は、誰もが自分のストーリーとして捉えることができるのでは?

とかごちゃごちゃ考えるくらいには、楽しませられた作品だった。


もう一つ、同時に読んだ『舟を編む』もよかった。
わたしは日本語が大好きなんだなと再実感できた。
映画も見てみようかな。馬締に松田龍平をキャスティングしたのは、本当に最高だと思う。


レインツリーの国 (新潮文庫)

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ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]

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舟を編む (光文社文庫)

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