2016.05.25

学期末の雰囲気が表れ始めたこの頃。
韓国の大学の学期は、日本よりも1か月早く、6月末から夏季休暇だ。
最近は、授業でも、生徒同士でも、頻繁に「期末」という言葉が登場し始める。

授業内の課題でも、かなり大変で苦労しているのに、期末ペーパーはどうなってしまうのか…。
ちなみに、大学院の授業では、期末ペーパーとして10枚前後の論文が課されるのが普通だ。
わたしは今学期2科目を履修しているため、期末ペーパー2つ。
課題をこなしながら、期末を意識しているつもりだけど、ここからひと月はかなりの地獄になりそう。
考えただけでも震える。


今日は連れ添いで漢方医院に来たのだけど、ついでに、と診察してもらった。
韓国では漢方医院は一般的だ。

前に別の漢方医院で診察してもらったことがあるので、ある程度自分の体質を理解していたつもりだった。
先生はまず、わたしの身長・体重・血圧等の数値を見て「憂鬱そうにみえる」と言った。
その数字を見て分かるのか、と驚いた。
あまり体力はない方ではあるけれど、ここ最近はますます体調が弱ってて、疲れが抜けなかったり、頭痛や腹痛に悩んだり、とにかく憂鬱な気持ちが溜まっていたからだ。
睡眠も食事も適度にとっているだけに、調子が戻らないことを気にしていたけれど、自分が思っている以上にストレスを溜めているようだ。

にしても、東洋医学ってすごいなと毎回感嘆させられる。
手首を診るだけで、体質とか弱っているところを当ててしまうのだから。


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カフェのメニューがかわいい。

"쓰지 않을꺼야 인생도 커피도"
「苦くないよ 人生もコーヒーも」

たしかに、ここのコーヒーはすごくおいしかった。
酸味も苦みもなくて、こんなにおいしいコーヒーはいつぶりだろうとまで思った。


このカフェの店長は、なかなか濃い個性をもっている。
支払いをするときも、わたしのクレジットカードの名前を見て、「あれ?外国人?」と聞いてきた。
こういう風に聞かれるのはよくあることなので、いつものように「日本育ちです。在日です」と返した。
すると、「じゃあ日本語ペラペラだよね?日本語の先生やらない?お客さんで日本語学びたい人がいるんだけど」と、予想外なことを言われ驚いた。
「学業が忙しくて難しいです。ごめんなさい」と返事をして、この話は終わったのだけど、こういう風に話が進むこともあるんだなぁと思った。


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机が新しくなった。
前は机は低く、座椅子に座っていたため、長時間作業するとすぐに腰を痛めたのだけど、高い机になったので、これなら長時間座ってても平気そう。
白くてすっきりして見えるし、大きいので、お気に入り。
期末の準備は万端、というわけ。