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2017.03.06

週末が秒速のように過ぎ去り、バタバタと始まった一週間。
今日は、今学期最初の授業があった。

1学期目のときに受講してた教授の授業で、内容はかなり私の研究分野と関係あるということで、今回1年ぶりにこの教授の授業を取ることにした。
日本で博士学位を取っていたから、日本語はかなり堪能。
授業の雰囲気は、ほとんど他学科からの受講生で、人数は少なめなので、テキストを読むことに集中するとのこと。
前回この教授の授業を取ったときは、学生がそこそこいて、発表だけでも結構目いっぱいで、あんまりテキストに集中できなかったからこそ、今回の進行の仕方は良さげだと思ったり。
まぁ受講生が少ない分、毎週発表する羽目になるけど、自分の研究のためになるのは間違いないかなと。

3月に入った途端、学期の始まりを肌で感じて、まだなかなか適応できなくて、心が疲れているのがわかる。
こればかりはしょうがないから、休めるときに休むしかないけど。


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夜は友達と会ってきた。
ソウル生活の当初、身近に同い年の友達が全然できなくて、それが悩みでもあったのだけど、昨年末あたりから急に同い年の友達ができるようになった。
今日遊んだ子も、そのうちのひとり、同い年の子だ。
年上・年下と遊ぶのはそれぞれ楽しいし、それは全然苦じゃないけれど、やっぱり同い年と遊ぶのは全然ちがう。
素直に、こういう友達がいてよかったなーと思う。

あとやっぱり、同い年で話していると会話のスピードが早いから、かなり言語の勉強になると思う。
特にこの子は普通よりも早口の子で、居心地の良さを感じつつ、脳の回転を休ませることはできなかった。

この子に対して、活力で溢れてて、明るくて強い子だなってずっと思っていたけど、改めて芯の強さを感じた。
ソウル生活で出会った人のことを思うたび、出会いに恵まれていると感謝せずにはいられない。


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研究室のデスクを整理したついでに、ヲタクゾーン設置。
実は私の好きな彼、明日誕生日なんです。

今日久しぶりに会った、とある男性アイドルファンの同期に、「わたしもアイドルヲタク、復活しましたよ」と伝えると、爆笑してくれた。
「勉強してると、ヲタ活が楽しいでしょう?」という言葉には、同意せざるを得なかった。

2017.03.03

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新学期が始まったわけで。
急にドタバタし始めたし、きっと今月はずっとこんな感じだろうなぁ。
覚悟を決めた。


入学前からお世話になってる教授から、急に連絡が来た今朝。
ちょうど昨夜寝る前に、その教授のことを思い出して、連絡しようかなと思ってた矢先だったので、思いがけぬタイミングに驚いた。
用件は、今学期授業の助教をやらないかという誘いだった。
これまたちょうど、アルバイトを探していたところだった。
そして英語の勉強をしなくてはしなくてはと思っても、なかなか気が入らずにいたところに、国際学部の授業なので、強制的に英語に触れられる。
断る理由がないと思い、今学期受けることにした。

一応確認と、自分の時間割を告げたところ、教授は週に1度働く程度でいいと言った。
その言葉に安心したのとつかの間、急に仕事が増えて、かなりやることが多くなった。
仕事を受けた瞬間から、今日一日バタバタと駆け回った。
そうか、週に1度というのは現実的な話ではなく、概念としての話だったのか、と気づいたのも夕方頃。
(ちなみに、この話を親しいお姉さんにしたら、「あんた、どんだけここに住んでんのに、今さら気づいたの?(笑)」と笑われた。)

ただでさえ、授業ついていけるかという不安もあらなか、仕事まで増えて、両立がきちんとできるか不安だ。
ありがたいことに、周囲がやさしくて手伝ってくれるし、励ましてくれる。
「あなたならできる」と。

うん、がんばるしかない。
疲労した週末だけど、新しいことにときめく気持ちも、ちゃんとある。

2017.03.01

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今日から新学期。新年度。
大学院生活も、3学期目に突入。
つまり、早いもので2年目。

今日は韓国で「三・一節」という公休日だ。
三・一独立運動記念日といえば、ピンとくるだろう。
多くの家庭では、自宅の窓から国旗を下げる。

こういう歴史問題は、私のような身にいると特に、避けることのできないイシューである。
幼い頃から繰り返し教育を受け、両国で「おまえはどっちだ?」と身のこなしを聞かれた。
正直、成長すればするほど割り切れるようになったし、昔ほどこの問題を深刻に考えなくなったが、私が両国のどっちかに身を置く限り、あるいは生涯問われる問題であろう。


と、難しいことはそこそこに。
外に出たら、デモで騒がしく、すぐに家にリターン。
ちょうど、この国の激動期にいるので、こうやって落ちつかないのはしょうがない。
いつまでこうなのかな。
人々の熱に圧倒されながら、この国の行く末を案じるしかない3月最初の日。

2017.02.28

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2月最後の日、ソウルは暖かく、春を間近に感じた。
花に添えられたメッセージは、「あなたにも あなただけの 花があります」と書かれている。
あなただけの花、という言葉に、先日読んだ『星の王子さま』を思い出さずにはいられなかった。

正直、不安定なスタートを切ろうとしている。
これから私が始めようとしていることは、本当に私ができることなのか、気を抜くとそんな不安が脳裏を占める。
単にひとりで右往左往する分には構わないのだが、これは私が揺らいでしまったら、確実に生身の人間に影響を与えてしまう。
しっかりしろ、と気合をいれようとするたび、事の重大さに足がすくむ。
でも、ここまで来たら、こんな泣き言は言ってられない。
焦らず、余裕をもって、誠実に、きっとこの心を忘れなければ、立ち止まるときがきても、揺らぐことはないだろう。



ごめんね青春! Blu-ray BOX

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そして、学期が始める前に、と焦るように『ごめんね青春!』を見た。
ずっと気になってはいたのだけど、見たら予想以上におもしろかったので、軽く感想を。

「赦すこと」が作品の大きなテーマなのだろう。
毎話、作中では「ごめんね青春」というラジオコーナーを通じて、罪の告白をする場面が描かれる。
ごめんねしたい相手(=罪を赦してほしい相手)が、ちょうどその告白を聞いていたり、あるいは聞けなかったりもするが、このラジオはカトリックにおける懺悔室の役割であろう。
舞台にカトリックの女子校と仏教の男子校が登場するように、この作品には宗教観が常に描かれる。
後ろめたいメタファーとして登場する、観音菩薩に扮した母親もそうだ。
主人公はもちろん、登場人物の多くは、罪の赦しを乞うたり、あるいは罪を赦したりする。

わたし自身宗教者であり、プロテスタント系ではあるがクリスチャンとして見たとき、この赦し赦される場面がとても興味深かった。
過去のこと、あるいは現在進行のことについて悔み、泣きながらラジオを通して赦しを求める姿は、やはり「一方的」なのであろう。
彼らはきっと、ラジオのDJでもなく、神様でもなくて、当事者に赦されたいのだろう。
ラジオでの罪の告白は一方的なものだから、その場で誰もレスポンスをしてくれない。
だからこそ、9話の罪の告白の赦しのシーンはグッときた。
きっとみんなこうやって、誰かに肯定してもらえないと、罪の意識から解放されないんだろうなぁ。

固いことだらだら書いたけど、役者みんな魅力的でした。
海老沢くんを目当てに見たけど、途中から中井さんにやられて、中井さんの懸命な姿にときめいてました。
「青春」っていうタイトルがついているのに、「高校生はいいなぁ」「高校生に戻りたいなぁ」っていう視聴後感にさせないのはさすが。
毎話先生たちが教壇で語る内容もグッときた。



こんな感じで、2月が終わり、そして冬休みも終わった。

2017.02.26

バタバタした週末が終わった。
新しい環境、新しい挑戦、新しい出会いはかなりのエネルギーを消耗するけれど、わくわくと心がときめいたりもする。

私は、韓国を出る直前の昨年末、かなりここの生活に疲れていたし、正直失望してしまった部分もあった。
そんな気持ちで韓国を出て、ひと月以上日本で休んで、またここに戻ってきたときは、去年新生活を始めるときのドキドキとしていた気持ちを、自分はまた持てるのだろうかという不安もあった。
いざこうして新しいことが始まったけど、不思議なことにドキドキとときめいて、これからに期待している自分がいて安心した。
よかった、またがんばれそう。
去年は韓国社会に、大学院に適応できるかという不安が、今年は常にステップアップしようというモチベーションと、過程を楽しもうとする余裕が持てるかという不安に変わっていた。
週末の自分の姿を通して、また今年度もがんばれそうと思えた。

新しいことが始まる季節。
正直、かなり心は疲弊する。
特に個人主義な自分は。
ちゃんとときめいている自分がいる分、スタートを切っても大丈夫そうだ。


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前までの自分だったら、「他人から見られたい自分の姿」と「実際に他人が理解する自分の姿」が違っている場合、それが腑に落ちなくて、もやもやして、「あぁ、この人は私のことを分かってくれないんだなぁ」と距離を置きたくなってしまうときもあった。
不思議なことに、最近の私はそこに執着しなくなった。
もちろん、見られたい理想の姿と実際は違っていることの方が多いけれど、買い物で商品を選ぶのとは違うわけで、自分のアイデンティティなんてその人との関係性でいつでも変わるものだ。
「自分がどう見られたいか」っていうことより、「この人とどういう関係を持てるか」の方に関心がいって、わくわくする自分がいる。
こういう気持ちがあるだけで、対人関係で消耗するエネルギーは勝手に減るし、余裕ができる。
どういうわけか分からないけど、ここ最近の私で一番の変化だ。

2017.02.23

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遠くに行きたいと思いながら、どこかに定住したいと思う。
身軽な人間でありたいと思いながら、すぐに依存をしてしまう。
誰かといるのを煩わしく感じるくせに、ひとりでいるのは寂しいと思う。
自由がほしくても、何もない自分を惨めに思う。
私の抱える矛盾はひどい。
自分の中の性質の悪い心をぼんやりと意識しながら、本を持ち、家を飛び出した。

焼きたてのパンと、温かいカモミールティーを飲みながら、ほっと一息をつく。
おいしいと評判のパン屋さんだったけど、たしかにおいしかった。
パンに関しては、バイトのおかげで無駄な知識がついているけど、ここのパンはちゃんとおいしいと思う。
おいしいものは心も満たす。
カバンの中に突っ込んだ2冊の本で過ごす午後。

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私の矛盾した気持ちにヒントを与えてくれたのは、意外な本だった。
学校の図書館で見つけた、『星の王子さま』の日韓対訳版。
読み比べたらおもしろいかも、と気軽な気持ちで手に取ったけど、そういえばこの本をちゃんと読むのは初めてだ。

私は、いつも勝手に理想を創りあげて、なおかつそれがどこかに落ちていないかと探していた。
それは人に対してであったり、環境に対してであったり、自分自身に対してであったり。

「では、秘密をお教えします。とても簡単です。心で見たらよく見えます。大切なことは目には見えないんです。」
「大切なことは目には見えない。」王子さまは、忘れてしまわないようにこの言葉を繰り返した。
「あなたはバラのために時間を費やしたから。その分、あなたにとってバラは大切になったんです。」
「僕が花のために時間を費やしたから…」王子さまは忘れないように繰り返した。
「人々はこの心理を忘れています。」キツネが言った。
「だけど、あなたは忘れないでください。もう、あなたはあなたが慣らした全てのものに対して最後まで責任を持たねばならないんです。あなたは、ご自分のバラの花に責任があります…。」
「僕は、バラの花に責任がある…」王子さまはまた繰り返した。


運命の人なんてものは、待っていても現れない。
理想の場所なんて、探しても見つからない。
私がひとつずつ向き合って、時間を費やして、慣らしたものがそれになる。

そんな、当たり前なことのはずなのに、すぐに頭から消えてしまうことを思い出せた。
なるほど。この作品がいつまでも名作と言われる理由だ。


「もっと周りに向き合って、自分に向き合って、ひとつずつ楽しむ」ということを、昨年末くらいから自分の目標にしているのだけど、結局一周して同じところにたどりついた。
答えは同じか。
でも、こんなに頭でわかっていても、なかなかできないのか。
ひとりでループしていることがもどかしいけれど、あせらず、ちゃんと向き合っていきたい。
本当は、こんな風に大げさに構えることじゃないかもしれないけど。
時間をもっとほのぼのと過ごせるように、と再び心にきめた今日一日のことだった。


余談だけれど、こっちのスターバックスで季節メニューで出ている「カモミールアップルティー」が本当においしい。
最近はすっかりコーヒーよりティー派になり、価格を気にしつつホットティーを飲むようにしているけど、このカモミールアップルティーなるものは、大好きなハーブティーとフルーツティーの両刀ものなのだから、屈服するしかない。
季節メニューなのが残念だけど。

2017.02.21

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今週から研究室に復帰。
久しぶりに研究室に入った月曜日は、少しどきどきもしたけれど、研究室の先輩たちは温かく迎えてくれた。
論文学期の先輩しかいなくて、先輩にも「学期始まるまで来なくてよかったのに」と冗談を言われた。
「休みに入ってから、ずっとひとつも勉強してなくて」と自嘲すると、「大丈夫!言っとくけど、他の人たちも全然出てきてないから」と笑っていた。
研究室へのお土産に持ってきたのは、コストコで買ったブラックサンダーのシェアパック。
容量的にインパクトもあったし、おいしいと喜んでくれてよかった。

というわけで、大学院生活が徐々に復帰しているのだけど、久しぶりに本を読んで、ちゃんと楽しいと思えてよかったと思う。
もちろん、学期中になるとこういう感情の余裕がなくなる。
楽しめる余裕があるうちに、自分のペースで読んでいかないと。
開講する前に読んでおきたい本がわりとある。
2月は短いから、休みも残りわずかだ。